先日、体脂肪率5・5%と書いたが、実は筋肉質である。
一応療養中の身の上なので、体力作りにこだわっている。
とにかく、疲れやすいのだ。 ハハと30分しゃべり倒しただけで、「ゴメン、ちょっと寝る・・」
外出も、5時間以上すると、翌日に疲れを持ち越す。
というわけで、基礎体力つけましょうと。
毎朝早起きなのも以前書いたが、ナニをしているか、というギモンにお答えしましょ。
走っとる。 チャリで。
5時になると、出発。 むかしは「デッパツ」と言っていたが。
直線の、信号待ちのないコース、というわけで、国道沿いをひた走る。
むかしとは違う意味で爆走。 (なんか墓穴掘ってんなあ、今日)
早朝は寒い。 ので、ユニクロのフリースパーカーなぞを着て、フードもかぶる。
当然、アタマのなかでは「ロッキーのテーマ」が流れている。 エイドリアー――ン!!
時間にすると、小1時間ほど。
ウォ―キングでもいいのだが、人格はせっかちなので、たるたる歩くのがイヤ。
毎日走ってると、やっぱり毎日歩いてる人に出会う。
お互い、「ああ、またコイツ・・・」と思っている。
ちゃんとしたスポーツウェアの人が多いが、なぜかまるっきり普段着、の女性がいる。
いや、ほんとに普段着。 テキト―なTシャツに、いつもキュロットスカート。足元はサンダル。
歩き方も、「ちょっとそこまで」って感じで、不思議な人である。 でも毎朝見る。
でも気持ちいいっすよ。 今の季節はキンモクセイが香ったりなぞして。
帰ってから水分補給して、タバコ。 うまい。
以前はジムに通ったりもしてた。 でも、ジムは「金払ってんだから行かねば」と思うとかえってミョ―なストレスになるのでやめた。
つーか、ジムの光景って、冷静に見るとすげー異様だ。
人々が揃いも揃って、マシンにむかい、もくもくと汗を流すさまはなにか「怖さ」を感じる。
プールも、人格泳げないし。塩素の匂いでアタマくらくらするし。髪の毛傷むし。
あとは、毎晩お風呂上りにかならずストレッチと筋トレ。
カラダ、柔らかいっす。 自己流リンパマッサージもする。 足の裏は第二の心臓だ。
筋トレっつっても、腹筋50回だけ。
でも一ヶ月もやれば、確実に腹筋はつく。 人格は実は軽くだが腹筋割れている。
こういうのは、続かない、という欠点があるらしいが、慣れるとやらないと気持ち悪くなってくる。
ひととおり終えたあと、無性にビールが飲みたくなるのが欠点といえば欠点か・・・
でもそんなにしゃかりきにやんないよ。 酔っ払ってめんどいときとかは素直にサボる。
なんでも、義務になっちまったらつまんない、というのが人格の生き方だから。
あ、あとね、ビタミンC飲んでる。 サプリ嫌いだけど、どうしても不足すっから。
人格の人生の目標は、「赤塚不二夫みたいに生きたい」だ。
★★★★本日の映画★★★★
「es」
ドイツ映画。 観た人けっこういるのでは。
多額の報奨金につられて集まった数十人の被験者を、「囚人役」と「看守役」に分け、忠実に再現された刑務所での、人間の動向を調べるという実験。
はじめのうちこそ、なごやかだった集団が、徐々に役にはまりこんでいき、精神の暴走が始まる。 看守による凄惨な暴力、陵辱。 囚人側も、それに耐え切れず、破綻していく。
主人公が箱に閉じ込められるシーンがあるのだが、閉所恐怖症の人格には「きええーー」と悲鳴をあげさせた。
観ていくにつれ、息苦しさが増していくこわーい映画。 実際に行われた実験らしいが、現在は禁止されている。
ちなみに「es」とは、自我、超自我を抑えきれない感情をさす心理用語。 名タイトルだと思う。