早起きしたほうがテンションが高いのはなぜか。
あ、先ほど亭主は出勤しましたよ。
私は今失業ちゅうなのですが、亭主に『時間あるうちに免許とれば?』と言われ
ます。免許ねえ、、、
実質いま必要ないんだよなあ。どこへでもチャリと電車でいけるし。
それ以前に車にまったく興味もないし。乗りたいと思ったことが今まで一度もない。
いつもなにかしら生活に疲れると、『山奥に住みたい、、、、』と言いあってるから
なあ。 友達はいいとして、基本的に我々は人間嫌いらしい。近所付き合いとか、
ほんとに極力したくない。仕事行ってたときも、同僚のおばちゃんにまあ細かいこと
聞かれるのよ。
『旦那さんの御実家は?』『旦那さんの御両親は?』ってさ、、聞いてどうすんの、
そんな情報。
亭主の親はとっくにいないので、めんどくさいから『死んでます』言うたら、
『御位牌はどこにあるの?』ってさ、、、、位牌ってアンタ、、、。
いやほんとはどっかで生きてるらしいんだけど。探す気がないだけで。
話が逸れた。
そういえば一回だけ、高円寺の亭主の実家のあったとこに行ったなあ。
もう建物はなかったけど。近所のインド料理屋がおいしかった。
実を言えば、私も亭主に『家族行方不明』て聞いた当初は、『可哀相』と思ったけど
、それも大きなお世話だなあ、と今では思う。だって本人がそれを別に不幸と思って
ないんだもん。おおげさじゃなくて。
私は私で薄情なんで、『あー姑も小姑もいなくて気楽ー』て思ってるし。
これはたぶんに前の結婚の後遺症だと思う。
今どき、と思うかもだけど、九州の田舎の長男の嫁、っていうと、『跡取り生む』
のが最大の仕事だったから。なんか知らんがちょっとした旧家の本家だったらしく、
結婚が決まったさいに、ムラの長老のとこにまで挨拶に行かされたっけ。
『パートとか行きたい』と言っても、旦那じゃなくてお姑さんに止められたもんね。
『それより早く孫を』って。悪いひとたちではなかったけど、正直こりゃ続かないな
私は、と思ったもんです。荷が重すぎた。
ほんとに今どきこういうのあんの?って感じでしょうが、旦那の実家に行くと、座る
場所が決まってんの。男が上座。女は台所。食事中も、女性はほとんど座らず、お酌
したり料理取り分けたり。男性陣が終わってから残りを食べる、という。
お風呂も男性が先。飲んでたりして遅くなってもひたすら待つしかない。
はははは、書いてて自分でこの暴れはっちゃくな私が耐えられるわけないわ、と
あらためて思った、、。
だから離婚するときもまあもめたもめた。
形だけでもいいから続けてくれ、まで言われた。離婚て、家の恥になるらしい。
ここまで読んだ気長な人は、『じゃあなんでまたそんな人と結婚したの?』と思う
だろうけど、なんででしょうね、ほんとに。そういう家だって知らなかった、てのも
あるけど。だから、つーかめでたく離婚成立してからホステスに転向しましたよ私。
また極端な変ぼうだけど。
何が身を助けるかわからないもんで、まさかとお思いでしょうが、『上品で控えめ
でイイ』と、一部の客にはウケてました。主にほぼ老人に近い年齢層に。
そのころの話は、また気がむいたら今度。